お正月花をいける時には、
何処にいけるのか、
どの方向から見られるのか、

を心がけることが大切です。

どの作品においても
この心がけは必要なのですが、

訪問客が多かったり、
いつもより長く飾る
お正月花においては

特に大切なのです。

玄関にいけるのか、
居間にいけるのか、
和室にいけるのか。

床からどれ位の高さに
飾るのか。

そこに出入りする人の目線は
どの位の高さなのか。

どの方向から見られるのか。

一方向なのか、
二方向なのか。
四方からなのか。

一年の始まりのいけばなですので、
そういった意味からも
これらの点に気を配って、

作品を楽しんでいただきたいですね。